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二つの依存
タバコが止められない原因は、いくつか考えられます。
その原因には、「二つの依存」があります。
一つは、タバコを吸うこと自体に依存する心理的なもの。
二つ目は、ニコチンそのものに依存する生理的なものです。
タバコを吸うことに対して依存してしまうのは、普段の生活にタバコがもはや習慣化されているからです。 その習慣を直さなくては、心理的な依存は解消されないでしょう。 多くの喫煙者の場合、無意識のうちに喫煙していると言えるので、心理的な依存を改善することは容易ではないと思います。
タバコには何一つメリットなんてありません。 タバコを吸うことで、ストレス解消になったり頭の回転を早くしてくれるなんて考えないでください。 精神的にリフレッシュさせてくれるかもしれませんが、それ以上に身体に悪影響を及ぼしているのですよ。 ストレスの解消方法を他の手段に置き換えてみましょう。
また、禁煙が成功した後の生活を思い浮かべるのも良いと思います。 タバコを吸っていた時より食事が美味しく感じられ、それと同時に、健康的になり体の調子が良くなるでしょう。
その他に、非喫煙者にタバコの煙を嫌がられることはなくなります。 実は、喫煙者本人以上に、周りの人に対する害の方が大きいと言われているのです。 社会的に禁煙活動が活発化しているので、メリットの部分は多いと思います。
ニコチンそのものに依存してしまうのは、タバコを吸った後の満足感を身体で覚えているから止められないのです。 タバコを吸うと口の粘膜からニコチンが吸収されます。 やがてニコチンが脳に到達し、満足感を得ることができるのです。 この満足感を得るために、タバコを吸いたくなるようです。
しかし、心理的依存と比べて、生理的な依存は比較的改善しやすいと思います。 禁煙ガムやニコチンパッチなどで、離脱症状が抑えられることもあるようです。 心理的依存と生理的依存を両方とも絶つことで、禁煙を成功させることができます。 どちらか一つが欠けていてはいけません。